診療科のご案内
診療担当表
休診・代診のご案内
症状別受診ガイド
各部門の紹介はこちら
看護部
医療相談について
臨床研修
臨床実績_クリニカルインディケーター
院内ツアー
交通案内
お問合せ
関連施設のご案内

急性硬膜下血腫

急性硬膜下血腫とは

頭蓋骨のすぐ内側にある硬膜の下で脳の表面に出血が起こると、血液が短時間に硬膜と脳の間に溜まって固まり、脳を圧迫します。このような病態を急性硬膜下血腫と言います。 

入院時
40分後
手術翌日
図:急性硬膜下血腫の頭部CT画像
急性硬膜下血腫の原因及び診断
急性硬膜下血腫の原因のほとんどは、頭部外傷(=頭のケガ:転倒/転落、交通外傷、殴打など)によるものです。頭部外傷によって脳表に脳挫傷が起こって短時間に硬膜下に血腫を形成するのが典型的ですが、その他外力によって脳表の血管が破綻して出血することあります。
診断は通常頭部CTにて行い、脳表を覆うような三日月型の高吸収域として描出されます。出血は硬膜下に拡がるため、短時間で血腫が形成されて片側の大脳半球全体を覆います。
急性硬膜下血腫の症状と経過
急性硬膜下血腫は強い頭部外傷で起こることが多いため、脳損傷も強く通常は受傷直後から意識障害を呈します。しかし中には、受傷直後にはっきりしなかった意識障害が時間経過とともに発症し、その後急激に悪化することがあります。いずれにせよ意識障害が徐々に悪化して昏睡状態に陥ることが多く、予後は著しく不良です。
急性硬膜下血腫の治療
意識障害がないか或いはごく軽度でかつ頭部CTにて脳の圧排所見がない場合には、厳重な神経学的経過観察と保存的加療を行う場合もあります。多くの場合には前述のように意識障害が進行するため、可及的速やかに緊急手術を行います。
手術は一般的に、全身麻酔下に開頭して血腫除去及び出血源の止血操作を行います。更に緊急を要する場合には、救急処置室で穿頭や小開頭にてある程度血腫を除去して脳の圧排を解除し、続いて全身麻酔下の開頭手術に移行することもあります。また術後の脳腫脹を予防する目的で、あえて開頭した骨弁を戻さずに閉頭し(外減圧術)、脳腫脹が落ちついた数週間後に冷凍保存しておいた骨弁を戻す手術を行う事もあります。
ページTOPへ